最終回となるSEO重要要因の第5回はクロール・ランキングのマイナス要因について説明します。説明する項目は検索エンジンがページをクロールしたり、順位を決める際にマイナスの影響を与える可能性のある要素です。各項目は重要度によって以下のようにD~Sにランク分けしてあります。もちろんSEO対策に絶対はないのですが、一応の目安にはなると思います。
重要度S:非常に重要。対策は必須
重要度A:重要。対策は必須
重要度B:ある程度重要。できれば対策をした方がよい
重要度C:それほど重要ではない。時間があれば対策をしてもよい
重要度D:対策をしても順位にはほとんど影響はない
クローラーが頻繁にアクセスできない 重要度A
サーバーダウンが多いなどクローラーがアクセスできないことが多いとマイナスになるか
これはアクセスができない頻度にもよります。あまりに頻繁にアクセスができないようなら、サイトの順位が下がるだけでなく、インデックスから消えてしまうこともありえるでしょう。この点を考えても安定性のあるレンタルサーバーを選ぶことはとても重要です。
狙ったキーワードを詰め込みすぎる 重要度B
特定のキーワードがページ内で多すぎるとマイナスになるか
具体的にページ内でキーワードが何個または何%という基準はありませんが、やはり不自然にキーワードを詰め込みすぎると順位が下がる可能性があります。ただしこれはページのキーエリア(title、meta、h1、ページ上部のテキストやリンクなど)にどんなキーワードが使われているかなど他の要因も併せて判断されているようです。
既存ページのコピーまたは類似したコンテンツ 重要度B
検索エンジンに既にインデックスされたページと同じか非常に似通ったコンテンツであった場合はマイナスになるか
検索エンジンにとっては同じ内容のコンテンツは1つしか必要がありませんし、検索結果にはできるだけ違うコンテンツが並ぶようにしたいでしょう。つまり既にインデックスされたページと同じコンテンツは排除するということです。同じドメインであれば大きな影響はないでしょうが、違うドメインならミラーサイトとみなされインデックスから削除され、検索結果に表示されなくなる可能性は大きいでしょう。
質の低いサイト、スパムサイトへの外部リンク 重要度B
質の低いサイト、スパムサイトへのリンクへ多くリンクしているとマイナスになるか
どんなサイトでは1つや2つは質の低いサイトへの外部リンクはあるものです。あまりに大量ならば問題ですが、この程度ではあまり影響はないでしょう。ただし外部リンクがすべてそのようなサイトへのリンクなら問題です。検索エンジンにスパムサイトと認定され、順位が下がる可能性があります。大事なのは質の良いリンクと悪いリンクの比率なのです。
リンク構築システムへの参加やリンク販売 重要度B
検索エンジンの順位を上げることが目的のリンクが設置されているとマイナスになるか
現在の検索エンジンの精度ではこのような行為を見つける力は低いのですが、もし見つかればインデックスから削除され、検索結果に表示されなくなる可能性があります。リンクを買ったり、相互リンクディレクトリに参加することはうまくいけば有効な場合もあるのですが、非常にリスクが高い行為だといえるでしょう。
サーバーの反応が遅くページがなかなか表示されない 重要度B
ページが表示されるまでに時間が掛かかるとマイナスになるか
ページが表示されるまでに時間がかかるということはクローラーのアクセスに問題が生じる可能性があります。つまりクロールされなくなる可能性があるということです。またユーザビリティの面でも問題があるでしょう。しかしよほど頻繁でない限りはクロールされるのが遅くなる程度の影響で済むでしょう。
同じtitleタグやmetaタグを多くのページで使用 重要度B
同じtitleタグやmetaタグを多くのページで使いまわしているとマイナスになるか
タイトルは検索エンジンが最重要視する要素ですから、各ページに同じtitleタグやmetaタグを使うことはマイナスです。またコピーコンテンツのフィルタにかかり、インデックスから削除される可能性もあります。順位を上げるためにもtitleタグは個別に用意することが必須です。
スパムサイトからの被リンク 重要度C
スパムサイトからリンクが張られているとマイナスになるか
これもスパムサイトへの外部リンク同様、良い被リンクと悪い被リンクの比率の問題でしょう。被リンクのほとんどがスパムサイトからのものなら、検索エンジンはそのサイトの信頼性は低いと判断するでしょう。しかし、1つや2つスパムサイトからの被リンクがあったからといって大きな影響はないでしょう。
サイト訪問者が少ない 重要度C
Googleツールバー、Yahoo!ツールバーや検索結果のクリックなどで解析された訪問者が少ないとマイナスになるか
現在ではこの要素はほとんど考慮されていないといってよく、順位に影響することはないでしょう。しかし訪問者が多いということが信頼性の高いサイトという一面もあり、今後は重要な要素になる可能性もあります。
第4回は被リンクの要因について説明します。説明する項目はそのページに張られている外部リンクの検索エンジンでの価値に関連します。各項目は重要度によって以下のようにD~Sにランク分けしてあります。もちろんSEO対策に絶対はないのですが、一応の目安にはなると思います。
重要度S:非常に重要。対策は必須
重要度A:重要。対策は必須
重要度Bある程度重要。できれば対策をした方がよい
重要度C:それほど重要ではない。時間があれば対策をしてもよい
重要度D:対策をしても順位にはほとんど影響はない
被リンクのアンカーテキスト 重要度S
どんなアンカーテキストでリンクされているか
狙ったキーワードを含んだアンカーテキストを集めることは非常に重要です。検索エンジンはリンク先のサイト内容を判断するためにアンカーテキストを利用していると考えられるからです。ただし、あるサイトに悪意をもったキーワードでリンクする、いわゆるGoogle爆弾について対策が行われた結果、現在ではアンカーテキストのみでは効果を発揮することは難しくなってきています。
リンク元サイト全体でのリンクポピュラリティ 重要度A
リンク元サイトがどれくらいリンクを集めているか
そのサイトが多くのリンクを集めているということは信頼された良質なサイトという証拠であり、当然そのようなサイトから被リンクを受けることは価値があると考えられます。これはGoogleのページランクの基本的な考え方で非常に重要です。ただし今後は数だけでなくテーマに関連性のあるサイトからのリンクを集めることがより重要になるでしょう。
リンク元ページとテーマの関連性 重要度B
重要度B
リンク元ページとテーマがどれだけ近いか
リンク元ページとのテーマの関連性は非常に重要です。検索エンジンは全体の傾向として、よりテーマに関連性のあるリンクを重要視するようになってきているといえます。リンク元ページのコンテンツがリンク先ページの順位に影響するということです。ただしニュースサイトのように幅広いテーマを扱うページの場合はこの限りではないでしょう。
リンク元サイトの話題コミュニティ内でのリンクポピュラリティ 重要度B
リンク元サイトの話題コミュニティ内でのリンクの質、重み
現在の検索エンジンの精度では話題コミュニティからのリンクかそうでないリンクを見分けることは難しいでしょう。ただしそのコミュニティのテーマがサイトと近く、コミュニティ自身が検索エンジンに認められているという条件がつきますが、テーマの関連性という点でコミュニティからのリンクは効果があります。
リンク設置から経過した時間 重要度B
リンクを設置してから経過した時間
サイトの経過時間同様、リンクの経過時間も検索エンジンは評価項目に入れていると思われます。それはそのリンクの信頼性を表しています。しかし当然のことながらただリンクが古ければよいというわけではなく、そのリンクが関連性のある良質なサイトからのリンクであるということも重要です。
リンク元サイトとのテーマの関連性 重要度B
リンク元のサイトとのテーマの近さ
テーマの関連性ということであれば、サイト全体よりもページのテーマとの関連性のほうがより重要だといえます。検索エンジンがリンク元のテーマをサイト単位で評価しているかはわからないからです。もちろんリンク元サイトのテーマを考慮しなくてよいというわけではなく、ユーザーの信頼性という意味でもできるだけテーマは近づけた方がよいでしょう。
リンク周辺のテキスト 重要度B
リンク元ページでのリンク周辺のテキストがテーマに関係あるか
リンク周辺にはもちろんテーマやキーワードと関連性のあるテキストがあった方がよいのですが、どちらかといえばリンク周辺よりもページ全体としてのテーマやキーワードとの関連性がより重要視されるでしょう。ただしリンク周辺のテキストがない、または「ここをクリック」のような定型のリンクパターンだった場合は評価が下がる可能性はあります。
リンク元サイト内での内部リンク 重要度C
リンク元サイトの内部リンクの充実度
サイトの質という意味ではリンク元サイトの内部リンクは充実していたほうがよいでしょう。それは内部リンクに限ったことではありませんが、サイトの中で多くの内部リンクがあるページからのリンクの方がそうでないページからのリンクよりは効果があることはいうまでもありません。
リンクの設置・更新 重要度C
リンクがいつ設置され更新されたか
リンクがいつ更新されたかはあまり重要視されていないでしょう。それよりもリンクが設置されてからの経過時間の方が遼に重要です。逆にアンカーテキストが頻繁に変更されたりすることは良くない影響を与える可能性があります。
リンク元サイトのドメイン 重要度D
リンク元サイトのドメイン種別が影響するか(com,co.jp,bizなど)
理論的にはドメイン種別は関係がないはずですが、一般的に「edu」「gov」「ac.jp,」などのドメインからのリンクは影響力があると考えられています。しかしそれはドメイン種別の力ではなく、もともと「edu」「gov」「ac.jp,」のドメインのサイトは古くからありページランクも高い信頼性にあるサイトが多い体と思われます。
リンク元ページのGoogleページランク 重要度D
Googleツールバーで表示されるリンク元ページのGoogleページランク
Googleツールバーに表示されるページランクは数ヶ月前の古い情報です。Googleツールバーに表示される値とは別のリアルタイムのページランクは評価に影響するかもしれませんが、私たちがそれを確認する方法がないので対策を考えても無意味と言えます。もちろんヤフーにおいてGoogleページランクは無関係です。
第3回目はサイト・ドメインの要因について説明します。各項目は重要度によって以下のようにD~Sにランク分けしてあります。もちろんSEO対策に絶対はないのですが、一応の目安にはなると思います。
重要度S:非常に重要。対策は必須
重要度A:重要。対策は必須
重要度Bある程度重要。できれば対策をした方がよい
重要度C:それほど重要ではない。時間があれば対策をしてもよい
重要度D:対策をしても順位にはほとんど影響はない
サイト全体のリンクの数と重要性 重要度A
サイト全体のリンクの数と重要性
一時期は「質より量」といわんばかりにとにかく大量の被リンクを集めることが重要だとされていました。しかし現在では逆に「量より質」が重要視されているようです。リンク元サイトの質、関連性のあるテーマのサイトから関連性のあるトピックへのリンクの数、一方向リンクの数などがその要因になります。ただしこれはサイト内容によっても変わってきますので、時には「質より量」が重要となることもあります。特にヤフーではリンクの数が影響することが多いようです。サイト内容にあった対策を立てることが大切です。
Yahoo!ディレクトリの登録 重要度A
Yahoo!ディレクトリに登録されているか
検索結果を見る限りではYahoo!ディレクトリ登録サイトは優遇されていると言えるでしょう。ただし登録サイトでないと必ずしも上位表示されないというわけではありません。登録サイトはクロールされる頻度が高く、サイト評価上の加点もあるため上位表示されやすいのではないでしょうか。
サイト開設から経過した時間 重要度B
検索エンジンにインデックスされてから経過した時間
インデックスされてからの経過時間が長い程検索エンジンがサイトを評価する材料が多いという点で重要ですし、影響もあると考えられます。ただしサイトのテーマが大きく変わった場合やドメインの所有者が変わった場合などはそれまでの評価がリセットされてしまう可能性があります。
被リンク先のトピック関連性 重要度B
被リンク先のサイトやページとのキーワードやトピック関連性
テーマ的に関連のあるサイトから被リンクを受けることは今後ますます重要になってくるでしょう。以前ならばアンカーテキストのみが重要視されていたようですが、現在ではアンカーテキストの周辺のテキスト、さらにページ全体のテーマも影響を与える要因となっているようです。関連性のある評価の高いサイトからのリンクはそのサイトの質が高いことを証明しているのです。
コミュニティ内でのリンクの数と重要性 重要度B
その話題に関するコミュニティの中でのリンクの数と重要性
トピック関連性があることが前提ですが、その話題のコミュニティからリンクされることは順位に影響すると考えられます。つまりトピック関連性のないコミュニティからの2リンクよりも関連性のあるコミュニティからの1リンクの方がより重要なのです。ただし、そのコミュニティが検索エンジンから評価されていなければ効果はありません。
被リンク増加率 重要度B
被リンクを受けるタイミングや頻度
急激な被リンクの増加は検索エンジンにスパム判定を受ける可能性があります。ただしそれは「被リンクだけ」が増えた場合のみだと思われます。被リンクに従ってアクセスも増えているのなら問題はないでしょう。つまり検索数の増加など他の要因も関係しての被リンク増加なら、1日で数万などの非常識な増加でない限りマイナスの影響はないでしょう。
サイトのテーマと検索キーワードの関連性 重要度B
サイトのテーマと上位表示を狙ったキーワードとの関連性
改めて考えるまでもなく、非常に重要です。サイトのテーマと関連性のないキーワードで上位表示を狙っても多くの場合は徒労に終わるでしょう。ただしWikipediaのような 幅広いテーマを扱うサイトにおいてはこの限りではありません。また効率的に上位表示を狙うならば1サイトには1テーマが基本と考えましょう。
重要度の検索エンジンによる手動割り当て 重要度D
検索エンジンは重要と思えるサイトに対して手動で順位を操作しているといわれている
WikipediaやDMOZの順位から検索エンジンが手動で割り当てていると主張する意見もあります。またヤフーではオークション、ショッピングサイトはプラスの順位付けがされているという噂もあります。しかしそれを意図して操作することは不可能です。つまり対策を施すことはできないのです。影響を考える必要はないでしょう。
サイトやドメインに対する検索数 重要度D
サイトやドメインについて検索した数
検索結果に対するクリック率という点は考慮されているでしょうし、それほどSEO対策の施されていないがメジャーなサイトが上位表示されている場合もあるので、なんらかの評価がされていると考えられます。しかし現時点ではその影響はあまり大きくないと言えるでしょう。
フィードの購読数D
RSSリーダーでそのサイトのフィードが購読されている数
現時点ではほとんど影響はないと言っていいでしょう。ただし読者が多いということはコンテンツが評価されているということなので、将来的には影響が大きくなる可能性はあります。また購読されることで被リンクが多くなるという効果も期待できます。
日本語ドメインの使用 重要度D
日本語ドメインを使っているか
以前ヤフーでは日本語ドメインは通常のドメインよりも上位表示されることもありました。特にURLでの日本語キーワード使用で効果を発揮していました。しかし現在はスパムが横行したため、その効果はほとんどなくなっているといってよいでしょう。日本語ドメインの使用はSEO効果よりもクリック率のアップなどが期待できます。
検索エンジンでのサイト管理システムでのサイト確認
Google Webmasterや米Yahoo!のYahoo! Site Exploreにサイトが登録され、所有者が確認されているか
ほとんど影響はないといっていいでしょう。Google WebmasterやYahoo! Site Exploreに登録することと、サイトの質とはなんら関係がないからです。将来的にも影響が大きくなる可能性も少ないでしょう。
SEOの重要要因として前回はキーワードの要因を説明しましたが、
今回はページの要因について説明します。
各項目は重要度によって以下のようにD~Sにランク分けしてあります。
もちろんSEO対策に絶対はないのですが、一応の目安にはなると思います。
重要度S:非常に重要。対策は必須
重要度A:重要。対策は必須
重要度B:ある程度重要。できれば対策をした方がよい
重要度C:それほど重要ではない。時間があれば対策をしてもよい
重要度D:対策をしても順位にはほとんど影響はない
サイト内部のリンクの数と重要性 重要度A
ページに対して張られているサイト内部のリンクの数と重要性
外部リンク同様、サイト内部のリンクポピュラリティは非常に重要です。適切なリンク構造があればそのページを十分強調できるでしょう。要因としてはリンクの数、リンク元ページでのリンクの重要度、リンク元ページの内容、アンカーテキストの形状などがあります。特にアンカーテキストは可能な限りコンテンツに即したテキストを使うことが大切です。ただしすべてのページからリンクを張るようなやりすぎは逆効果になる可能性もあります。
インデックス可能なテキストの量 重要度B
ページ内のHTMLテキストの量
テキストの量はそれほど多くは必要ありませんが、少なすぎると検索エンジンにインデックスされにくくなります。また量だけでなく、内容も重要です。トピックに関連性のあるテキストを一定量書くことが大切です。いくら量が多くてもトピックにあまり関連性のないテキストであればスパム認定をされる可能性もあります。
外部サイトへ張られているリンクの質と関連性 重要度B
外部サイトに張られているリンクは質の高い、関連性のあるページに張られているか
アウトリンクのリンク先の質と関連性は重要です。どんなページにリンクが張られているかは検索エンジンがそのサイトがどんなコミュニティに属しているかを判断する材料になります。関連性のある信頼されたページにリンクすることが大切です。逆にアフィリエイトや関連性のないサイトへのリンクは効果がないどころか、ペナルティを受ける可能性もあります。
公開から経過した時間 重要度B
ページを公開してから経過した時間
確かに古いページは新しいページより信頼性があると検索エンジンにみなされる傾向はあります。しかし実際にはページ年齢よりもドメイン年齢の方が検索エンジンには重要視されているようで、信頼されている古いサイトで更新されたページは早く検索エンジンにインデックスされると言われています。
コンテンツの内容 重要度B
ページのコンテンツの内容が価値あるものかどうか
現在のクローラの精度ではコンテンツの質を直接判断することは難しいでしょう。そこでコンテンツの質を間接的に判断する材料として被リンクなどが評価されていると考えられます。その意味では純粋にコンテンツの質を高めるというアプローチのみでは上位表示は難しいでしょう。他の要素と組み合わせて考えることが大切です。
ページ更新の頻度 重要度C
HTMLテキストを変更する回数や頻度
更新が必要かどうかはコンテンツの内容にもよります。時事性のある記事なら頻繁な更新も必要でしょうが、用語解説のようにそれほど更新する必要のないページもあります。更新が必要なページとそうでないページがあるのですが、その区別は現在の検索エンジンの精度では難しいのです。頻繁なページの更新はプラス要因にはなるでしょうが、一般的に言われているほど不更新はマイナス要因にはならないと言えます。
テキストの構成、階層の構造 重要度C
大見出し、小見出し、詳細などのようなテキストの構造
テキストの構造は検索エンジンがページの内容を理解する助けになります。また適切なテキストの構造はそのページが他のページとどう違うかを検索エンジンに教えてくれるでしょう。しかしテキストの構造に手を入れるときには十分注意が必要です。単に通常のトップ>カテゴリ>詳細といったテキスト構造にするとトップページからの階層が深くなってしまい、逆効果になることもあるからです。
ページ階層の深さ 重要度C
トップページからのリンクの深さ
一般には4階層以上の深さにページを置くことはあまり好ましくないと言われています。ただし現在では検索エンジンの精度も上がっているのでかなり階層が深くてもインデックスは可能です。階層の深さはどちらかといえばサイト構造上の問題で、検索エンジンにクロールされやすいリンク構造になっていればさほど問題ではないでしょう。
HTML(W3C)に準拠しているか 重要度D
ページ内のHTMLの記述をW3Cに準拠すること
これはほとんど影響はないといってよいでしょう。検索エンジンがクロールするのに支障がない程度に正確に記述していれば問題はありません。ただしあまり記述間違いが多いとページ構造に影響する場合があるので、その場合は訂正するようにしましょう。
綴りや文法が正確か 重要度D
テキストの綴りや文法が正確かどうか
テキストの綴りや文法は上位表示にはほとんど関係ありませんが、サイトの信頼性、ユーザーの観点から言えば正確にした方がよいでしょう。しかし一方で綴り間違いははタイプミスをする検索ユーザーを取り込めるため、結果順位が上がる可能性もあります。
Yahoo!ブックマークの登録件数 重要度D
そのページがYahoo!ブックマークのどれくらい登録されているか
グーグルにおいてほとんど影響はありません。ヤフーにおいても効果は限定的でブックマーク登録件数が多いからといって、必ずしも上位表示されるとは限りません。ただし検索結果からのクリック率やブックマークからのアクセスには影響するので、一概には軽視できない項目です。
SEOに影響を与える要因には様々なものがありますが、大きくは「キーワードの要因」「ページの要因」「サイト名ドメイン名の要因」「リンクの要因」「マイナス要因」に分けられるでしょう。その中でも今回はキーワードの要因について説明したいと思います。各項目は重要度によって以下のようにD~Sにランク分けしてあります。もちろんSEO対策に絶対はないのですが、一応の目安にはなると思います。
重要度S:非常に重要。対策は必須
重要度A:重要。対策は必須
重要度Bある程度重要。できれば対策をした方がよい
重要度C:それほど重要ではない。時間があれば対策をしてもよい
重要度D:対策をしても順位にはほとんど影響はない
titleタグでキーワードを使う 重要度S
上位表示したいキーワードをページのHTMLのtitleタグに入れること。
titleタグに上位表示したいキーワードを入れることは今も昔も変わらず必須のSEO対策といえるでしょう。
その他のSEO対策に手が回らない場合でも、最低限これだけはやっておきましょう。
順位だけでなく、ページのクリック率にも影響するページ内要素では最重要項目です。
本文内でのキーワードを使う 重要度A
上位表示したキーワードをページの本文中に入れること。
titleタグに入れたキーワードは本文中に文章の意味を損なわない場所に入れると効果的です。
できるだけテキスト量が豊富なページの中にキーワードを入れた方が効果は上がるでしょう。
ただし検索エンジンは特定のキーワードよりもページ全体のトピックを解析する傾向にあるので、
同じキーワードの使いすぎは逆効果になります。
本文とキーワードの関連性 重要度B
ページ内のテキストの内容と上位表示したいキーワードの関連性。
必ずしも高い効果は期待できませんが、キーワードを入れる箇所の前後の文章がキーワードと関連がある内容にしたほうがよいでしょう。その場合も同じキーワードを何回も入れるというよりも意味的に関連したキーワードに言い換えた方が効果的です。
h1タグでキーワードを使う 重要度B
上位表示したいキーワードをh1タグで使うこと。
以前よりも検索エンジンのタグの重み付けの重要度は下がってきています。
その意味ではキーワードが見出しに入っているかどうかはさほど重要ではなくなってきているということです。
ただし、きちんと構造的に使えばページを整理しやすいですし、SEO的にも一定の効果はあるでしょう。
見出しタグでのキーワードを使う 重要度C
上位表示したいキーワードをh2,h3タグなどの見出しタグで使うこと。
見出しタグについてもh1タグ同様、以前よりも重要性は低くなっています。
ただし先ほども書いたように、きちんと構造的に使えばページを整理しやすいですし、
SEO的にも一定の効果はあるでしょう。
ドメイン名のキーワード使用 重要度C
上位表示したいキーワードをドメイン名に入れること。
上位表示したいキーワードをドメイン名に入れる場合、英語では一定の効果があるでしょう。
しかし日本語の場合はそれほど効果的ではありません。
例えば上位表示させたいキーワードが「ケーキ」でドメイン名が「cake.com」では意味がありません。
この場合はキーワードも「cake」にしなければなりません。
また一般には「ハイフン」を含まないドメイン名の方が効果はあると言われています。
逆に複合キーワードの場合は単語をつなげずにハイフンで区切った方がよいでしょう。
ページURLでもキーワードを使う 重要度C
ページURLに上位表示させたいキーワードを入れること。
ex:キーワードが「SEO」なら「○○○.com/seo-tips.html」のようにすること。
ドメイン名と同様日本語の場合、それほど効果は期待できないでしょう。
逆に言えば英語で表せるキーワードなら使ってみてもいいでしょう。
またユーザーにはページの内容がわかりやすくなるので、クリック率を上げる効果はあります。
画像のaltやtitleでのキーワードを使う 重要度C
上位表示したいキーワードをHTMLのimgタグのalt属性やtitle属性に入れること。
画像にリンクが張られている場合alt属性はとても重要です。
その際はalt属性がリンクのアンカーテキストとなります。
画像検索には有効ですが、ページ検索の順位にはほとんど影響はないでしょう。
meta descriptinタグでキーワードを使う 重要度C
上位表示したいキーワードをmeta descriptinタグで使うこと。
これは検索結果で表示させるテキストとして意味があり、クリック率にも影響します。
キーワードを入れておけば検索結果に太字で表示されるからです。
ただしページ検索の順位にはほとんど影響はないでしょう。
同じキーワードを使うよりもできれば各ページ毎に変えた方がよいでしょう。
boldタグやstrongタグでキーワードを使う 重要度C
上位表示させたいキーワードをHTMLのboldタグやstrongタグで使うこと。
見出しタグと同様、重要度はあまり高くなく、効果もそれほど期待できないでしょう。
どちらかと言えばページをユーザーが見た際のわかりやすさという部分でメリットがあります。
meta keywordタグでキーワードを使う 重要度D
上位表示させたいキーワードをHTMLのheadタグのmeta keywordで使うこと。
meta descriptionやtitleと比べて重要ではなく、ほとんど順位には影響はないといってよいでしょう。
ただし、特にデメリットはないので、一応入れておいても構いません。
サイトの被リンクを増やす方法はいろいろありますが、ほとんどの人がまず思いつくのが「ディレクトリ型検索エンジンなどに登録する」事でしょう。しかしネット上には有名無名を含め無数のディレクトリがあります。目についたディレクトリに片っ端から登録するという手もありますが、膨大な時間と労力が必要となり、あまり効率的ではありません。また業者に登録作業を依頼するということもできますが、当然費用が掛かります。となる効率的で費用もかからないのは「SEO効果が高いディレクトリ」を選んで登録する事でしょう。
無料で登録する場合
Yahoo!カテゴリとDmoz
SEO効果の高いディレクトリといえば誰でも一番に思い浮かぶのがYahoo!カテゴリではないでしょうか?ただし無料登録は非商用サイトに限られています。非商用サイトであれば無料ブログでも登録は可能です。しかし実際には審査が厳しく登録できるカテゴリは限られています。登録は非常に難しいといえるでしょう。またYahoo!カテゴリと並んでSEO効果が高いのがDmozです。DmozはYahoo!カテゴリと違い商用サイトでも登録可能です。しかしボランティアによる運営のため、審査に非常に時間が掛かります。登録申請して結果がでるまで半年以上掛かることもあります。
中小のディレクトリ型検索エンジン
中小の検索エンジンは一般的にSEO効果は薄いと言われていますが、以下の条件を満たしているディレクトリなら一応の効果はあると考えられます。試しに登録してみてもよいでしょう。
・直リンク型登録に審査が入る
・サイトのページランクが高い
・カテゴリ分けがしっかりされている
・インデックスされているページ数が多い
・アンカーテキストにキーワードを含める事ができる
有料で登録する場合
商用サイトをYahoo!カテゴリに登録するにはYahoo!ビジネスエクスプレスというサービスを利用することになります。これは登録審査を有料で行うサービスです、注意していただきたいのはあくまで払う料金は審査料であり、料金を払ったからといって必ずYahoo!カテゴリへ登録されるわけではありません。また登録される場合も希望したカテゴリに登録されるとは限りませんし、紹介文なども改変される可能性もあります。「せっかくお金を払ったのに登録されないことがあるのでは」と躊躇される方もいるかもしれません。確かに「お金を払えばなんでも登録OK」というディレクトリもあります。しかしそのようなディレクトリは検索エンジンにとっては価値がありません。つまりお金を払って登録してもSEO効果は薄いのです。現在、有料で登録するディレクトリはYahoo! ビジネスエクスプレス以外にも「Jエントリー」「クロスレコメンド」「iディレクトリ」「BPNディレクトリ」「SiteList」「e-まちタウン」などがあります。いずれも料金は審査料となっていますが、審査に落ちた場合は返金可能であったり(iディレクトリ),無料無制限で再審査が受けられたり(Jエントリー、BPNディレクトリ)と実際にはほとんどが100%登録されます。料金が審査料となっているのはあくまでリンクを販売している形式にしないためです。多くのサービスが「SEO効果」を売り文句にしていますが、これらのサービスは補助的に使った方がよいでしょう。
SEO効果の高いディレクトリを見分けるポイント
SEO効果が高いディレクトリを見分けるには以下のポイントに注意するとよいでしょう。
・料金は審査料であり、人間による審査であること
・きちんとした登録ポリシーが明記されていること
・登録ポリシーを守って運営されていること
・開設されてから一定期間が経っていること
・広告リンクが大量にないこと
・カテゴリに一定数のサイトが登録されていること
・登録されているサイトの品質が低くないこと
これらのポイントはいずれもそのディレクトリが広告などの収入に頼らず、健全なポリシーの元に運営されているかをチェックするものです。これらの点に注意して大手のディレクトリだけでなく自分の専門にあったディレクトリを探して登録すれば非常に効果があるでしょう。あせらず時間をかけて良質のリンクを探していくことが結局は一番効果的なのです。中にはSRO効果があるかどうか判断に迷うディレクトリもあると思います。そんな場合は試しに登録してみるのみひとつの手ですが、あくまで慎重に行いましょう。そして悪質なディレクトリには決して登録しないようにするのが鉄則です。